千葉県小児科医会について
千葉県小児科医会は、昭和45年4月に発足した長い伝統のある団体です。会員は、小児科系を標榜する診療所医師、勤務医師ならびに小児医療に関連する研究所、行政の医師です。
目的は、会員に対する小児医学の研修・知識の普及や、地域医療ならびに地域小児保健の充実を計り、会員ならびに地域医療・保健に関わる人達や市民の方々と連携して、小児の健康増進に益することです。
会員向けの学術講演集会・講習会の開催や会誌・会報の発行やネット配信による知識の普及、情報提供を行なうとともに、他の医療・行政機関や団体と協力して小児医療・小児医学の進歩のために活動をしております。
市民(とくに小児の保護者)向けに正しい医学知識の情報発信や地域の子育て応援事業などへの協力も行っております。
会長ごあいさつ
連携の力で守る子どもたちの心と体の健康

このたび2026年4月より、千葉県小児科医会会長を務めることとなりました藤森小児科の藤森 誠(ふじもり まこと)です。どうぞよろしくお願いいたします。
子どもたちは、社会の未来を担う大切な存在です。私たちは、千葉県のすべての子どもたちが、安心して質の高い医療を受けられる環境を守り続けることを使命としています。
千葉県は広い県であり、地域ごとに医療の状況やニーズが異なります。そのため、それぞれの地域に合った小児医療が提供されるよう支えていくことが重要です。千葉県小児科医会では、県内の小児科医の質を高めるため、研修会や教育活動を継続して行い、日々の診療の向上に努めています。
また、子どもたちの健康を守るためには、医療機関同士の連携が欠かせません。診療所と病院がそれぞれの役割を果たしながら協力し、切れ目のない医療を提供できる体制づくりを進めています。さらに、産婦人科など他の診療科の医師をはじめ、看護師、保健師、薬剤師、保育士、教育関係者など、子どもに関わる多くの職種と連携し、地域全体で子どもたちを支えていくことを大切にしています。
急な発熱や体調不良の際には、電話相談「#8000」や地域の小児救急医療体制が、保護者の皆さまの不安を支えています。こうした取り組みを通じて、必要なときに適切な医療につながる環境を整えています。
また、子どもの健康は、身体だけでなく、こころの状態や家庭・社会環境とも深く関わっています。私たちは、身体・こころ・生活環境をあわせて支える「バイオ・サイコ・ソーシャル」の視点を大切にしながら、子どもとご家族を支えてまいります。
そして、保護者の皆さまには、まずは信頼できる「かかりつけ医」を持っていただくことをお勧めします。子どもを小さい頃から見守っているかかりつけ医は、お子さまの発達や健康状態、性格などをよく理解しており、日常のちょっとした心配ごとから病気のことまで、安心して相談できる存在です。地域の医療機関と上手につながることで、より安心できる子育て環境につながります。
千葉県小児科医会は、子どもたちの心と体の健康をしっかりと支え、その未来を守り続けてまいります。
今後とも、千葉県小児科医会の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
千葉県小児科医会 会長 藤森 誠
