こども相談室

2009年5月26日

第29号 電話相談で件数が多い症状【耳を痛がる】

夜間などに、突然、耳が痛いとお子さんが泣き出すことはしばしば経験します。チェックリストを参考にしてください。また判断に迷ったときは「こども急病電話相談」までお問い合わせください。

 

症例【耳を痛がる】

 

チェックポイントA

・熱も高く、頭もひどく痛がる

[解説]
この場合は、髄膜炎の合併も疑われます。医療機関の受診をお勧めします。

 

チェックポイントB

・急に耳を痛がる。発熱がある
・耳だれが見られる
・耳の下が腫れていて、押すと痛い

[解説]
1.痛みが我慢できないようでしたら、お子様用の熱さまし(痛み止めにもなります)を使って様子を見ましょう。たとえ中耳炎でも、翌日にかかりつけ医を受診すれば大丈夫です。
2.中耳炎で鼓膜が穿孔すると、膿みが流れ出てきます。こうなると、かえって痛みは軽くなるので、夜間であれば様子を見ても良いでしょう。
3.耳の下が腫れている場合は、おたふくかぜの可能性がありますが、翌日かかりつけ医を受診すれば良いです。離れたところに居て、受付で「耳の下が腫れている」と言って下さい。

 

(千葉県小児科医会 副会長 猪俣 弘明 医師)

  • 子ども急病電話相談(#8000)紹介
  • 子ども急病ガイドブック